サプリメントで免疫強化
βグルカンはマクロファージを活性化させる効果があります。活性化されたマクロファージは異物を補食する能力や免疫情報物質を放出する動きが高まります。結果的に、ガン細胞を攻撃するナチュラルキラー細胞が強化されるのです。また、呼吸器の感染症や肺炎を引き起こす肺炎球菌への防御効果なども、キノコ由来のβグルカンによって強化できることがマウスの実験で報告されています。
研究によると、体内に注射されたβグルカンは血液を介して臓器に届き、その後はしばらくの間肝臓や脾臓に存在しているようです。体内にはβグルカンを分解する酵素はないために非常にゆっくりと分解され、その間はβグルカンの効果が維持されると考えられます。免疫系の細胞は防御反応を担っていますが、これらの細胞は外部からの異物を分解する肝臓や脾臓に存在します。免疫力を補強するものとしてβグルカンは肝臓や脾臓に存在し、抵抗力向上に役立っているといわれています。臓器に留まったβグルカンは、体に免疫力をつけてくれるわけです。βグルカンは抗ガン作用があると考えられているのは、この免疫作用の向上が由来です。体内に侵入した細菌、ウイルス、死んだ細胞などの異物に対し、マクロファージは最初に対応する免疫機能です。雑菌や死んだ細胞の残骸はマクロファージによって食べられます。マクロファージが食べたものの中に抗原が含まれていた場合、その情報はヘルパーT細胞に伝えられ免疫系が高められます。